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渡米生活日々の備忘録。
by lily_lila
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アメリカのオーケストラ
「おすすめのピアノ協奏曲」のエントリに、コメントがついた! (ちょっと嬉しいvv)
いや、サン=サーンスのピアノ協奏曲、ほんと良い曲ですから、きいてみて!(まだいうか)

さて、ここ数週間、wikiにリストされているアメリカのオーケストラのホームページを見まくりました。
その数、全部で150以上(笑)。
なにをしていたかというと、DM発送をかけるオーケストラの選定をしていたのです。
多分、業界の人はこんなリスト既にもっているんでしょうが、素人が飛び込み営業かけるんだったら、そのへんから手をつけるしかない、というわけで。
お陰で、どの州にどんな感じのオケがあるか、大体把握しました(笑)

どっかで既に書いたかもしれませんが、アメリカには、日本ほどアマオケはありません。
(というか、日本のアマオケの数は全世界と比べても突出して多いです)
そのかわり、中規模以上の市には、かなりの確率でプロ/セミプロのオーケストラがあります。
見た感じ、カテゴリーは以下のように分けられます。

1) クラシックのプログラムの公演が年に5回程度(秋〜春にかけて、1ヶ月に1回のペース)
+ ポップスのコンサートが年3回くらい(ハロウィン、クリスマス、あと1回くらい)
団員は、パートタイムで雇われているケースも多い。近くに大学の音楽科があれば、そこの学生が参加していることもある

2) クラシックの公演が年に15回以上、ポップスコンサートの数も同じくらい
団員はフルタイム契約のケースが多い。 このケースでは、音大生が参加している、というのは見なかった(と思う)。

3) ほとんどクラシック専門
所謂Big 5 (Boston Symphony, New York phil., Philadelphia, Chicago Symphony, Cleveland)とそれに準ずるオーケストラ。日本でもよく知られた名前ばかり。

で、日本と違って面白いのは、特にカテゴリの1、2において、Youth Orchestraに対する貢献が大変高いことです。というか、かなりの確率でユース・オーケストラが設置されていて、子供達と一緒に音楽をやる、ということが楽団の活動の柱の一つになっています。
というよりも、そういった形での地域に対する貢献を求められているからこそ、日本だったら絶対プロオケなんか出来ないよ! というレベルの小さな市にも、オーケストラがあったりするわけです。

(実際に、プロオケでもnon profitの団体が沢山あります。オーケストラの歴史を眺めてみると、住人のみなさんが、地域の文化レベルを維持するために、オーケストラが必要だと感じて、プロのプレイヤーが十数人集まってスタートした、という一文から始まるオーケストラが大変多い。)

地域に貢献という視点は、ポップス・コンサートの多さにも反映されています。
居住者はクラシックファンばかりではないですから、地元のみなさんが楽しいと思ってくれる音楽は積極的に演奏する、といった感じです。
また、めちゃくちゃ地方のオケなのに、その地方近辺の作曲家に曲を委嘱して世界初演をやっているオーケストラがいくつもありました。これは、本当にすごいな、と思う。

実は、こういった地方のオケで新曲を演奏する、というのは非常に大事なことです。
というのは、地方オケは、大抵その地方のFMラジオのクラシック専門チャンネルに枠を持っているからです。
私はWisconsinにいますが、ラジオからはしょっちゅうミルウォーキー交響楽団の演奏が流れています。
(下手すると、Big 5より聞く機会が多いかもしれない。時間帯にもよるかもだけど。)

実は、私が冒頭のサン=サーンスのピアノ協奏曲にすっかりハマったのは、このミルウォーキー交響楽団によるサン=サーンスのP協第3番を聴いたからでした。
なにしろ、日本ではまったく聴いた事のない曲だったので、「なにこのカッコイイ曲!!!」と大変驚いたのです。

地域の音楽教育貢献といえば、各地のFMのクラシックチャンネルの貢献度は計り知れません。
所謂有名どころに限らず、無名の埋もれた作曲家から、現代作曲家の新曲まで、次々と私の知らない曲を演奏してくれています。
しかも、その現代作曲家の曲に、割合に無調性音楽や実験音楽が少ないのです。これはアメリカに来て非常に驚いたことの一つです。

日本でもヨーロッパでも、現代作曲家というと、私はかなり敬遠してしまいます。
だって耳が疲れるんだもん………。きれいじゃないし。。。
しかし、上のような事情で、地方のオーケストラが作曲家に作品を委嘱するケースも多いアメリカでは、多分ある程度聴きやすくないとダメなんだと思う。(勿論大都市は別)
その結果、大変美しい現代音楽が生まれてきている。時々、「ああ、この曲は綺麗だな」と思う曲に出会います。
残念ながら、「この人の曲は鉄板!!」という作曲家はまだ見つけてないですけど。


……というわけで、
アメリカのオーケストラのホームページを眺めながら(大変な作業だった……今シーズンのプログラムをチェックして、プロオケかどうかを確認(普通はそんなことを書いてないから、オーディションをやっているかどうかと、Aboutの部分を読んで推測)、最後に住所を探す)、何故日本はこうならないんだろう、ということを考えてみた。

結論。

多分、アメリカのオケの役目は、日本ではブラスバンドがやっている!!!

ブラバンなら、演奏会の一部にポップス・ステージがあったりするし、皆積極的に曲を委嘱したりしてますよね。
なんか、そういう、観客と一緒に楽しもうぜ!! みたいな空気は、むしろ吹奏楽で根付いてしまった、という気がします。
いや、根付いてしまった、と書くと、あんまりいい印象じゃないな。。
しかし、その結果、オケがその分野で出遅れてしまったのではないか、と危惧します。

最近は、オケもポップスやってるところもあるし、別にそういう努力をしていないというわけではないんだけど、既に我々観客の方に、オーケストラはちょっとお固い、バンドの方が親しみやすい、といった固定観念がしみついてしまっているのではないかしら。
一度しみついた固定観念を払拭するのは簡単ではないですね。

というわけで、ひとつ提案。
地元の教育オケ、日本でもやったらどうですかね?
ユース・オーケストラは、都市にあるよりも、地方にある方がずっと威力を発揮すると思うんです。
プロの演奏家と一緒に活動できる小学校高学年〜高校生のオーケストラがあれば、そっちで活動しよう、という人は絶対増えると思う。
そうなれば、演奏会の公演回数も増やすことができます。子供が出ていたり、子供の楽器の先生が出ている演奏会となれば、きっと大人もついてくるでしょうから。

「プロオケもないのに、ユースなんてできない」ではないんですよ……。
アメリカのカテゴリ1、2のオケは、歴史をみると、皆最初はほんの10人〜15人ほどのプロやセミプロが集まって活動を始めてるんです。四重奏団から始まったところもあるくらいです。
で、彼等の最初の活動は、まさしく地元の人に音楽に触れる機会を提供することだった。
それは演奏だけではなくて、教育ということも含めてです。
もちろん、それが立派なフルオケになるまでには、何十年もかかるだろうし、淘汰もあると思う。
でも、それでも、音大から人を集めてくるんじゃなくて、地元から人を集めて、地元のためのオケを作れるようになったらいいだろうな、、、と思います。


ちなみに、これが今回DMで送ったセット。

RIMG0299

これをこんな風に箱につめて、、、

RIMG0300

上にお手紙をのっけて……

RIMG0297

フタして住所を書く。。

RIMG0298

まだこれで、2/3……
(これでも、フルタイムオーケストラと、曲目にマイナーな作曲家を挙げてるところだけを選別したんだけど……アメリカ プロオケ多過ぎ(TT))

RIMG0301

見た瞬間にポイされないよう、箱を大きくして(まあ、これはアメリカの郵便は結構雑なので、内容物を守る目的もある)、住所も手書きで書いてみたが、はたしてどのくらいのオケが真面目にみてくれるだろうか。。。
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by lily_lila | 2013-08-19 13:41 | 音楽 | Comments(0)
引っ越したらSocial Security Officeに届けるべき?
久々に渡米ネタ。

アメリカで暮らしていると、ビザだとかSSNだとかにはどうしても神経質にならざるを得ないんですが…
家を引っ越したら、住所変更をあちこちに届けないといけない。
でないと、書類が送られてきた時に届きませんから。
こちらでは、人によっては毎年アパートを借り換えるという人もいるので(何故なら入居したその年はたいてい家賃が安いから)、公的書類の住所変更忘れて大事な通知が届かない、というのを経験したことがある人も少なくないと思います。

さて、では、引っ越し時に、Social Security Officeにも住所変更を届ける必要があるか、という問題。

答えは、今現在Medicareなりなんなり、社会保障でbenefitを受けていない人は必要なし、でした。

えっ、SSNなんて大事な書類で、それでもいいの?! と思いますが……
年に一度、Taxの申告をするときに、正しい住所で申告すればいいんだそうです。

しかし、その間にもたまにSocial Security Officeから書類が来ることはあります。
そういうときは、旧住所に送られちゃいます。
なので、転居したら、USPS(アメリカ版郵便局)の転送届けは出しとかんと駄目、ということですね。

なんだかなあ。。。。
普通にオンラインシステムがあるんだから、そこで逐一住所変更できりゃいいじゃん、って思うのは私だけ?
(現在Benefitを受け取ってる人は、そこから変更できるんだよ……)

もしまた引っ越しすることになったときに、うっかり忘れてSocial Security Officeに出向かないように備忘録。
(本日の待ち時間は1時間でした。。。たったそれだけ聞くのに1時間(涙))
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by lily_lila | 2013-08-03 07:30 | 渡米生活...手続・契約・交渉 | Comments(3)