excitemusic

渡米生活日々の備忘録。
by lily_lila
ICELANDia
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30
カテゴリ
外部ブログリンク
「渡米生活。(日記)」
もう少し日々のツブヤキに近い内容はこっちに移動しました。
プログラム関係、web関係もそのうちこちらに移します。

「the Gerden of Ethel」
我が家のウサギブログ。
ウサギは、家に連れてきて最初の2週間以内に体調を崩す可能性が高い生き物です。飼う前にご一読を!
ちょっと待って、ウサギを買う前に…
最新のコメント
ブログパーツ
トライアルセット
記事ランキング
検索
ブログジャンル
以前の記事


カテゴリ:渡米生活...環境・社会( 10 )
アメリカのウサギ保護事情3〜シェルターをめぐる問題
ウサギブログからのクロスポスト、第4弾。

この記事は、以下の記事の続きです。
アメリカのウサギ保護事情1〜シェルター
アメリカのウサギ保護事情2〜PetFinder


4)シェルターをめぐる問題

これまでに紹介したとおり、アメリカは日本に比べてシェルターが充実していることは事実です。しかし、同時に、それゆえの問題も抱えています。

まずは、シェルターの存在そのものに起因する問題です。
シェルターがあるがために、安易に動物を買い求め、飽きたら流行遅れの服を棄てるように動物をシェルターに持ち込む人も、残念ながらいます。
また、シェルターがあるがために、飼い主がそれほど必死になって里親探しをしない、という側面があることも事実です。


もうひとつは、前述のとおり、シェルターの多くが民間の団体であり、その財源を殆ど寄附に依存していることに付随する問題です。

残念ながら、純粋に動物のためではなく、動物を口実に寄付金を集めることを目的とした悪質シェルターも存在します。
あるいは、「殺されるのは可哀想」と自身の経済基盤以上の動物を引き取ってしまい、全ての動物の面倒を見きれているとは言い難いシェルターもあります。
こういったシェルターの中には、動物たちの世話もまともにやらず、病気になっても医療も受けさせず死なせているところもありますが、周囲の人の通報や行政の介入によってそれが明らかになるまでには、時間がかかることが殆どです。


また、最初はそこまで悪質ではなく、純粋に動物たちの為を思って始めたことが、経済の悪化などにより急激に寄附の金額が減少したり、オーナーが仕事を失ったりしてたちゆかなくなる、ということもあります。
困ったことに、こういったケースの中には、動物だけでなく自分の子供達まで育児放棄していたり、麻薬に溺れたりして家庭崩壊しているケースも少なくないのです。
(あるいは、こうして家庭が崩壊したからこそ行政が介入し、実態が明らかになった、とも言えます。外向きには対面を保ちつつも、寄付金の激減により動物達の待遇が著しく悪化したが誰にも気づかれず、人知れず動物たちが虐待されている、というケースはもっと多い可能性もあります。)


2008年のリーマンショックから二年間、全米でこのような破綻シェルターが激増しました。
Wisconsin HRS(ハウスラビット・ソサエティ・ウィスコンシン支部)も、2009年から2010年にかけて、合計3回も破綻シェルターからのウサギを受け入れました。
通常なら有り得ない頻度で、その間、Wisconsin HRSの通常業務は完全にストップしました。
破綻シェルターから引き取られた子達は、病気を煩っていたり、激やせしていたり、怪我をしている子が多く、スタッフにはウサギの治療と世話以外の業務をこなす余裕が全くなかったのです。
地域のHumane Society(ヒューメイン・ソサエティ)も収容能力ギリギリの状態が続き、そのショックは今も尾をひいています。


このような事態が起こらないようにするしくみは、完全に機能しているとは言い難いのが現状です。
Wisconsin HRSが最後にウサギを受け入れた破綻シェルターは、135匹のウサギを始めとして、2頭の馬も含む合計200匹以上の動物を抱えていたにもかかわらず、行政からの援助金はなんと年間700ドルという有様でした。
事態が明らかになるにつれ、その程度の金額しか出せないなら、この規模のシェルターを認可すべきではない、との非難が起こりましたが、再発を防ぐ努力が行われているかどうかは不明です。


5)日本にシェルターは出来るか

More
[PR]
by lily_lila | 2011-01-29 07:44 | 渡米生活...環境・社会 | Comments(0)
アメリカのウサギ保護事情2〜PetFinder
ウサギブログからのクロスポスト、第3弾です。



この記事は、「アメリカのウサギ保護事情1〜シェルター」からの続きです。


2)PetFinderへの登録

北米には、PetFinderという膨大な里親募集データベースがあります。非営利の、複数のアニマル・ケアの専門家と、大多数のボランティアが運営しているもので、ボランティアたちの多くは他に本業を持っている、とのことです。

実は、このホームページのできがあまりに良いので、私はこれもてっきり行政が管理しているものだと思い込んでいました。しかし、Humane Societyといい、本当に動物たちのために尽くし、うまく機能しているものは民間のボランティアによるプロジェクトなのです。
(勿論、行政からある程度の資金援助は受けているでしょうが)

このPetFinderには、全米の大小様々のシェルターから、里親募集中の動物の情報が写真付きで投稿されます。
ボランティアによる紹介文の他、子供や他のペットがいる家でもOKか(多少噛み癖があるなど、駄目な場合にはKids禁止マークがつきます)去勢/避妊はされているか、継続的な治療やケアなどが必要か、などの情報が分かりやすく表示されています。
このサイトの普及によって、シェルターまで足を運ばなくても、ある程度事前にどの子を迎えるか検討することが出来るようになりました。

ためしに、私の住んでいるマディソン周辺(150km以内)でアダプション待ちのウサギがどれだけいるか、検索をかけてみました。

More
[PR]
by lily_lila | 2011-01-25 10:55 | 渡米生活...環境・社会 | Comments(0)
アメリカのウサギ保護事情1〜シェルター
ウサギブログからのクロスポスト、第2弾です。



先日、「ウサギ愛護活動とウサギ好き」というエントリを書いたら、twitterの方にコメントを頂きまして、丁度よい機会だから、アメリカでのウサギ保護事情について少し書いてみようかと思いました。こちらも、「渡米生活。」とのクロスポストです。

こちらでは動物愛護活動が(日本より)さかんであることはよく知られているかと思います。実際その通りで、こういった活動団体が、商業活動に圧力をかけるパワーを持っていることも事実です。

たとえば、アメリカでは、既に大手ペット用品店チェーンでの犬、猫、ウサギなどの生体販売を停止しています(ネズミやモルモット、チンチラなどはまだ売られていたりしますが)。
勿論ペット用品会社が自粛したわけではなく、シェルターで命を終える動物たちがあまりに多い事から、動物愛護活動団体の根強い反対によって徐々にそうなってきたのです。
ですので、私もウィスコンシン州マディソンに引っ越してきた当時、ウサギが溢れているというが、いったいどこでウサギを売っているのだろう、と不思議に思いました。

しかし、個人やローカル会社が経営しているペット用品店では、まだ子ウサギが売られていたりします。それでも生後八週間未満の子ウサギは扱わないあたり、日本よりはまだ大分良心的です。


以上から、既に最初の出発点から日本とは全く状況が異なるのですが、一方で、アメリカにはイースター(復活祭)の時に子供にウサギを買い与える習慣があり、これが大変問題になっています。

2007年のAVMA U.S. Pet Ownership & Demographics Sourcebookによれば、全米で飼われているペットウサギの数は、なんと620万匹です。
この数を思えば、HRSが口を酸っぱくしてウサギの去勢/避妊を啓蒙する理由は明らかです。

飼い主の「ついウッカリ」で交配してしまったウサギが1%いたとしただけで、子供が生まれる件数は31000件です。
それぞれが平均5匹生んだとすれば、子ウサギの数は15.5万匹です。
この1%という数が多く見つもりすぎかどうかは議論の別れるところでしょうが、色々な人の話を聞く限り、(故意にせよウッカリにせよ)ウサギを自宅で交配させてしまった人の数が千人に一人と見積もるのは、楽観的すぎるような気がします。
ですので、100人に一人、というのは当たらずとも遠からず、といったところではないでしょうか。

数の話はこのくらいにして、不幸にして家を追われてしまったウサギ達がどうなるか、という点を少しご紹介します。

More
[PR]
by lily_lila | 2011-01-22 07:50 | 渡米生活...環境・社会 | Comments(0)
ウサギ愛護活動とウサギ好き
あけましておめでとうございます。
(……って、もう松の内も過ぎてしまいましたが……(汗))

この記事、実は別に管理しているウサギブログとクロスポストなのですが、話題がどちらかというと渡米ネタなので、こちらにもポストしました。
以下、その内容です。




私は日本うさぎ愛護協会の会員でもあるのですが、先日、公園で遺棄されていたウサギが無事保護されたとtwitterで報告があり、ほっとしておりました。

ところが、数日前、会員に配信されるメーリングリストで、実は色々と大変な事も生じていたことが書かれていました。

私自身はこのウサギ保護活動に参加しておりませんので、直接この件に関してコメントする立場にありませんが、そのことが常々考えていたことを思い起こさせましたので、ちょっと呟いてみようと思った次第です。


どちらかというと「渡米生活」ネタになってしまうので、別ブログとクロスポストにしましたが......
何故日本で動物愛護運動があまりさかんでないのか、という話です。

勿論、ひとくちに言える問題ではないことは重々承知ですが、私自身、渡米して、ハウスラビットソサエティ(HRS)の活動に参加するようになり、ひとつ気づいたことがあります。

それは、動物愛護運動がうまく根付くかどうかは、今現在動物愛護に興味関心がない人をどう引き込むかにかかっているのではなく、今動物が好きな人、動物愛護に興味がある人の姿勢にかかっているのだ、ということです。


いや、当たり前のことなんですがね(苦笑)。

でも、渡米するまでは、私は、「日本で動物愛護運動がなかなか浸透しないのは、多くの日本人がこの問題に興味関心がないからだ」と思っていたのですヨ。。


でも、そうじゃないのです。
日本でも、アメリカでも、動物愛護に興味がない人は、結局活動に参加しないからあまり関係ないのです。
問題は、動物が好きな人、ウサギが好きな人、寄付をするくらいには動物愛護に感心のある人が、大きなグループとなって一つの目的を果たすということが出来るかどうか、という点です。

そして、その観点から、日本では何がネックになっているのか、ちょっと考えてみました。

More
[PR]
by lily_lila | 2011-01-16 20:19 | 渡米生活...環境・社会 | Comments(0)
Tornado警報
このところ、一週間の間に立て続けに二度もトルネード注意報が出ました。
こちらアメリカ中西部(北部)で天災と言えば、まずTornadoです。地震やハリケーンはあまり来ませんが、トルネードは結構頻繁にきます。

そういうわけで、住人には大事なwebsiteがこちら。
National Weather Forcastのページ

天候がやばくなってきたら、このページで警報のチェックをします。
いよいよやばくなってくると、日本の火事のサイレンのような音がどこからともなく聞こえてきます。これが聞こえたら、とにかく全てを放って逃げます。
では何処に逃げるか?

つづきは...
[PR]
by lily_lila | 2008-06-15 02:29 | 渡米生活...環境・社会 | Comments(2)
米大手ペット用品販売店「PetSmart」が生体ウサギの販売を中止する方向を発表
House Rabbit SocietyのWisconsin支部の会報に、アメリカの大手ペット用品販売店「PetSmart」が、昨年7月から実施していた生体ドワーフウサギ販売を止める方向を打ち出した事が記載されていました。
以下、PetSmartのwebsiteのページ(英文)です。

Dwarf Rabbit Sales Trial

PetSmartでは、昨年7月から、"Test sales"と銘打って、去勢・避妊済みの大人ウサギ(ドワーフ)の販売をしていた模様です。Test、とあるとおり、これで販売成績が良ければ、そのまま定番商品として採用するつもりだったのでしょう。
しかし、上記ページを斜め読みしたところ、採算が合わない、という理由で、現在残っているウサギが居なくなり次第販売を中止することに決定したようです。

実はMadisonのPetSmartでも、去年から数匹のドワーフウサギが売られていました。価格は99ドル。全て大人のウサギで、去勢・避妊手術済みです。日本のホームセンターのように、まともに母ウサギからお乳も貰っていない子ウサギを3千円程度で売ってしまう状況を考えれば、随分良心的だな、と思って見ていましたが、それでも米国内では結構な反発に遭っていたのだ、と今日知りました。

HRSは勿論、様々な動物愛護団体や著名人が反対声明を出したりしたようです。
勿論、そのことはPetSmart側も予想していたでしょうが、問題は、やはり思ったほど売れなかった、ということなのだと思います。実際、westにあるPetSmartでは、ケージから数匹がいなくなった程度です。
(初期にどのくらい売れたのか分かりませんし、別の支店もありますから、何匹本当に売れたのかは知りません。)

まず、99ドルという値段。これは、去勢、避妊費用を考えれば当然です。実際は、かなりギリギリの価格設定だと思います。つまり、沢山売らないと儲からない。
けれど、99ドルをちょっとペットショップで見て可愛いと思ったから、といってすぐに払える人はいないと思います。
勿論、ウサギのように、10年近く生きる生き物を3千円程度の値段で売ってしまう事自体が非常に問題ですから、この姿勢は正しいのですが、消費者は勿論、あ、可愛い、と思って衝動的に買う事がなくなります。(そしてそれも正しい。ちゃんとした準備と心構えなしに生き物を買うなど言語道断ですから)。

第二に、やはり、ウサギ初心者は、残念ながら、子ウサギを好むのです……。
本当は、ウサギ初心者ほど、大人ウサギの方が良いのですが。
犬や猫だって子供は難しいですが、ウサギの子供の飼育の難しさはそれを遥かに上回ります。ちょっとしたミスで、簡単に死んでしまうからです。
特に英米圏の場合、イースターのプレゼントとして、「子供用に」ウサギを買い与える傾向があります。子供用だから、小さくて力も弱い方がいい、と、とんでもない理屈です。子供は20年でようやく大人になりますが、ウサギはものの半年で大人になりますからね。
しかし、ウサギをよく知らない人がそう思うのはある意味仕方のないことで、そういう人達がまず足を運ぶのがペットショップです。で、そのペットショップでは、値段の高い大人ウサギしかいない。じゃあ、プレゼントは他のものにするか、という事になるのだと思います。

第三に、血統書付きウサギではない、ということ。
(ちなみに、私自身は、どんな生き物でも「血統書」ほど馬鹿馬鹿しいものはない、と思っていますので、あしからず。見てくれを良くする為に、個体は弱くなり、病気がちになって可哀想です)
去勢・避妊済みの大人ウサギなら、HRSでも地域のシェルターでも、いつでも引き取り手を探しているのです。アダプション料金は、精々30ドルくらい。

(ちなみに、アダプション料金を徴収するのは、安易な気持ちで里親になろうとする人を閉め出すことと、もっと酷いのは、可愛がると偽ってペットのハ虫類のエサにする人がいるからです。だから、折角救い出した命をエサにされないために、それなりの値段を要求する必要があるのです。徴収した料金は、去勢・避妊手術の料金に充当されますが、30ドル程度では多分足が出てると思います。)

これを、一方で99ドルで売ろうというのは、やはり無理でしょう。
血統書でもついていれば、少々高くても買うブランド好きな層を惹き付けたかも知れませんが、そういう人達はもっとブリーダーの分かっている素性の知れたウサギを買う傾向があるので、どっちにしても駄目だったかも知れません。

その程度のことは、PetSmart側も、最初から分かっていたと思うんですが……。
正直、この販売テストの目的がよくわかりません。
もっとも、最初は愛護団体の目を気にしながら騙し騙し、そのうち去勢も避妊もしていない子ウサギをもっと安くで売るつもりが、愛護団体の想像以上の強い反対があり、断念せざるを得なくなった、ということなのかも知れませんが。

以前にも書いた通り、私は従来アメリカの動物愛護団体に懐疑的だったのですが、こういう面を見ると、やはり凄いな、と考えを改めさせられます。
彼等の地道な活動が、結局大手ペット用品会社に、「生体販売は商売として成り立たない」という結論を導かせたのですから。
どうも、日本では動物愛護デモのような派手な面しか伝えられていないようで、それが多くの日本人が持っている「動物愛護アレルギー」に拍車をかけているのかな、と思いました。

(特に、クジラとか、国で衝突している部分もありますからね。私個人は、日本人がクジラ肉に興味を示さなくなった今、調査捕鯨を続ける意味がどのくらいあるのか、疑問を抱いていますが。第一、調査の結果って殆ど私達に下りてこないですし。調査捕鯨で何がわかったか、ニュースや新聞でも見た事がない(苦笑)。そういう調査は意味がないと、やはり国民の血税を使って科学の調査をさせて頂いている身としては、思います。)

でも、本当の愛護活動は、殆ど一般の人には見えない地道な活動です。
地道だけど、ちゃんと組織を作って活動することで、こんな風に、大手企業の薄利多売主義に歯止めをかけ、最終的に中止の決定をさせることが出来る。
そういう、力のない個人でも「何かができる」という信念みたいなものを、もう少し日本人よりこちらの人達の方が持っているのかな、とそう感じました。
勿論、日本にも、そう信じて地道な活動をしている人が沢山いるのですが……

草の根運動というのは、ある程度その運動に理解を示してくれる人の密度が高まると、漸く動き出す重い車輪みたいなところがありますよね。
日本は、ちょっと、まだ残念ながら、ちょっとその密度が薄いのかな、というのは、こちらに来てから強く感じていることです。
(勿論、何度もいいますが、Madisonは特殊な場所なので(笑)そのせいかもしれませんが。)

ところで、HRSの会報ですが、上記の報告に加えて、このような事も付け加えてありました。
(以下、私の訳ですから、誤訳があるかも知れませんが……)

悲しいことに、(この決定は)いくらかのウサギ達には遅すぎた。ここDane Countyでは、捨てウサギ及び里親募集に出されたウサギの数が、テストセール期間中に急増した。PetSmartの販売ウサギは耳に特殊な印が付けられているので、我々はこれらのウサギ達がシェルターに送られる数をチェックし続ける予定である。


胸が痛みます……。
100ドル近いお金を払っても、やはり、捨てる人は捨てるんですね……。
飽きたのか、あらかじめ、ウサギの生態を知らず、こんなはずではなかった、と手に負えなくなったのか。
それでも、シェルターに持ち込まれたウサギはまだましなのかも知れません。
毎年、イギリスやアメリカでは、相当な数の「イースターウサギ」が、飽きられて十分な餌や水も貰えず、飼い主の注意を引くような声で鳴けないために忘れ去られて、餓死している模様です。
水を貰えない餓死がどれほど辛いものか、想像すると本当に辛いです。
(だから、ウサギ愛護団体は現在一生懸命不幸な「イースターウサギ」の数を減らそうと活動しているわけですが……)

ウサギだけでなく、他のペットの動物もそうでしょうが。
生き物を家に迎えるのに、やはり相手の顔がよく分からない、というのは問題だと思うのです。
ペットショップで買う、というのは、だれだか分からない人から買うのと一緒です。
だれだか分からないから、問題が起こっても聞けないし、捨てるときも簡単。

極端な例ですが、例えば、友達の家で生まれた子犬をひきとったとする。
(友達との関係が良好なら)あの子どうしてる、元気にしてる? と、会話もあるでしょう。困ったら友達に相談できるし、ましてや、簡単に「捨てちゃった」なんてそう簡単には言えないから、捨てる事にも歯止めがかかるかもしれない。
そういう繋がりが大事だと思うのです。

HRSでは、なるべくそういう繋がりを築こうとしている姿勢が伺えます。「里親になりたいんですけど」と言って、その日になんか、絶対に渡してくれません。
何度もお見合いをして、テスト期間まで設けて、ようやく家族として迎える事ができます。
しかも、個人の事情でどうしても飼えなくなったときには、再度HRSが引き取る、という確約付きで譲り受けるのです。これは、個人の愛護家では確約出来ないことで、そこが組織の凄いところですね。勿論、その「理由」に関しては、双方納得するまで何度も相談が行われるのでしょうが。

日本に居た頃、世話になった東京都東大和のウサギ・ネコ専門店「バオバブ」では、毎月一度爪切りにきて下さいね、歯のチェックと合わせて、無料でやりますから、と言われました。
商売なんだから、アフターケアだから、といってしまえばそれまでなのかも知れない。
でも、一番最初の子ウサギを三日で死なせて、心底落ち込んでいたときに色々話を聞いてもらい、アドバイスを頂いた店長さんの言葉は、それだけではなかった、と思います。
1ヶ月に一度、買われて行った子がどんなふうに暮らしているのか見たい、そういう気持ちの現れだと思うのです。
無料なんだから、商売にはなりません(ちなみに、爪切りは、病院で頼むとお金をとられますヨ)。
まあ、ついでにエサを買って行ってくれるかもしれないですが(笑)。
でも、それだけじゃないんだろうな、と、今でも思います。困ったときに電話をしても、いつも丁寧にアドバイスをくれました。
(この店長さん、主張がはっきりしていて、弱い個体は売らないから血統書付きはナシ、ホームページも結局実際に来店してもらって生のウサギを見てもらわなくちゃ何もわからないから、わざと1ページだけの簡単なものしか作らない、という人です(笑)。ウサギブームにのって、(生体の)通信販売もやります、なんて専門店が増えて来た現在では、貴重なお店だと思います。ウサギをパートナーに迎えたいウサギの初心者の方は、お近くにお住まいなら、話だけでもきいてみたらいいと思います。
子ウサギ達の元気度は、ホームページの宣伝の通りです。何件かウサギ専門店を回りましたが、ここの子達が一番生き生きしていました。)

生き物を買うなら、そういう店長さんや店員さんと個人的な繋がりを作れる、ちゃんとした専門店で買うべきだと思う。
日本に居た頃は、そんなのは理想論だと思っていましたが、そうではないのかも知れない、と思い始めました。
現に、こちらでは、Petco.、Moundsに続きPetSmartもウサギ生体販売中止、そのかわりに、地元のシェルターと協力して、アダプションセンターを設けているのですから。

「そんなの、アメリカ人と日本人のメンタリティの違いだよ!」と片付ける前に、何か、個人で出来ることがあるのかもしれないな、と思い、ブログに書いてみました。

そういう、草の根から、すこしずつ、何かが出来るといいですよね(^^)。
「こんなことで何か変わるのか」というような些細に見えることでも(例えばブログを書く、なんてのもそうですが)、多分、全くやらないよりまし。そういう小さな積み重ねが、いつか、何かを変える下地を作るわけですから。
無理する必要はない。一人が頑張りすぎて疲れてしまうくらいなら、十人でのんびりやって、長く続ける方がいい。

そう思えるようになった、というのは、私が渡米して得たことの中でも、大切な事のうちの一つです。
[PR]
by lily_lila | 2008-02-28 16:36 | 渡米生活...環境・社会 | Comments(0)
ある2月の夜

ふと気がつくと、なんだか冬の話ばかりしていますが(笑)

前日、少し暖かくなり、雨まじりの雪が降りました。
このまま春になるかな、と思ったけれど、翌日は真冬に逆戻り。
でもそのお陰で、とても美しい光景に出会いました。

f0064866_175243100.jpg

アパートの庭の木。幹まで雪(氷?)がびっしりです。

f0064866_1754091.jpg

アパート前の道。

f0064866_17543594.jpg

ここからは夜。奥に見えているのが、居住アパート。

f0064866_1755884.jpg

車も外に出しておくとこうなってしまいます(笑)。これはMAZDAのディーラーに置いてあった車。ここは照明が明るいので、写真を撮りにきました。

f0064866_17561835.jpg

f0064866_17565262.jpg

f0064866_17571668.jpg

f0064866_17574610.jpg

自然界の銀細工です。
これほど美しい銀細工は、人の手ではなかなか作れませんね。

f0064866_17584045.jpg

モチモチの木?

f0064866_17591690.jpg

枝にもつらら

f0064866_180018.jpg

ミナスティリスの王の木(笑)

f0064866_180369.jpg

王様の木だらけ、か(笑)

f0064866_181619.jpg

家に戻ると、野ウサギがお腹をすかせて待っていました。
実は、秋頃から、雪が降ると、小さなスコップ1杯くらいウサギ用ペレットを撒いてやっています。
あまり野生動物に手を貸してはいけないのですが、今年はとにかく地元の人が記録だと騒ぐくらいの豪雪で、ウサギの食べられるものは全て雪に埋まっています……
野鳥に餌をやるのが許されるなら、我が家一軒くらい、ほんの少し家のウサギのお裾分けをしてやっても良いでしょう。近くに畑もないし。

よほどお腹がすいているのか、1mぐらいの距離だというのに、窓を開けて餌を撒いても逃げません。私が見ている前でも、必死で食べています。
(お腹がふくれると逃げるので、決して馴れているわけではない)
まあ、うちのウサギの匂いがして、そこそこ安全だ、という安心もあるのでしょうが。

野生のウサギは、どうやってこの厳しい冬を凌ぐんでしょう?
最近は、足跡すら見ません。
現時点で、一体どれくらい生き残っているのか、本当に心配です。

もっと野ウサギが見たい方はこちら

もっと冬の写真が見たい方はこちら
[PR]
by lily_lila | 2008-02-19 23:49 | 渡米生活...環境・社会 | Comments(0)
雪の夜

ここ2週間ほど、マディソンの冬らしい気候が続いています。
気温は只今マイナス16度。
車なんか外に出しておくと、氷より冷たいハンドルを握る事になって大変です(笑)
冷蔵庫、じゃなくて文字通り冷凍庫ですね。。。

十二月までは雪が殆ど降らなかったのですが、ここへきて急に降り出しました。
でも、寒いし、乾燥しているので、サラサラの雪です。
想像していたよりも、どうしようもなく寒い、という感じはあまりしません。
ダウンのロングジャケットのお陰でしょうが(笑)。
それより、夜の景色の美しさに息を飲みます。

f0064866_15593738.jpg


これは、家の前の通りです。普段から、街頭の色と明るさがちょうどいい感じで好きな眺めなんですけど。もっとも、「寒ーい!!」と震えながら見る方が何故かもっと綺麗です(笑)。

f0064866_1635883.jpg

f0064866_1642092.jpg


これはCapitalの近くの銀行に小切手を入金しに行った時に撮りました。
Capitalは私がMadisonの中でもっとも気に入っている建造物のひとつです。
(ルームメイトはヨーロッパの建築に比べて雑だと言いますが(笑))
これだけ空も土地も広いのだから、そんなに細かいところに拘らんでもいいと、私は思っています。何の味気もない四角いビルよりはずっといいじゃないですか。。。
白亜の議事堂と、周りの芝生、その丘から見える両側の場所に二つの湖。
湖から見ても、通りから見ても、こうしてスクエアから見ても綺麗です(^^)。
ちなみに、少し煙っているようにみえるのは、レンズが汚れているからではなくて、粉雪が降っていたからです(^^;;)

でもこの写真、携帯についてるカメラだから、あんまりきれいじゃないんだよなー。。
本物はもっと綺麗です!
もうちょっと高性能のカメラ付きのにすればよかった(笑)。
[PR]
by lily_lila | 2007-01-31 16:10 | 渡米生活...環境・社会 | Comments(0)
マディソンは霙(もしくは雹?)

信じられんような話ですが、、、

今、みぞれが降ってます……。
ランチタイムにご飯を食べにいくつもりだった人は、皆足止め食らってます。
落雷10秒に1回。
外は暴風、大豪雨。
ありえない…(TT)

家を木っ端みじんにするトルネードがこなかっただけまだまし、なんでしょうが、なんでもこっちは規模がでかいなあ(TT)
日本だって台風はえらいこっちゃだけど、夕立はここまで酷くないと思う…
ちなみに、今日の天気は警報も何も出ていないので、こちらの夕立レベルです。

そういえば、先週は、Capitalの周囲にあった大木のぶっとい枝(というか殆ど幹)が見事にへし折れてました。
あれで何匹のリスが家をなくしたんだろう、とちょっと心配。
いまからお家探そうとしても、他のリスにとられちゃってるでしょうし……
あの枝に実るはずだったドングリもなくなっちゃうわけですから。
野生動物は大変だなあ。

と、書いている間に雷は止んだ模様です。
雨はまだ降ってるっぽいです。朝バス一本遅らせてもお弁当持って来てよかった(^^;)
帰る頃には雨上がってるといいなー。。。
[PR]
by lily_lila | 2006-07-27 12:20 | 渡米生活...環境・社会 | Comments(0)
MadisonはHumid?

こっちの人に言わせると、「MadisonはHumid」なんだそうですが……

このへんは大陸性気候なのか、夏至のあたりに一番暑い盛りが来ます。気温の頂点はもしかしたらちょっとずれてるのかも知れないが、とにかく6月は蒸し暑い。
暑いのは当たり前ですが(それでも30度を超えることはそんなにない)、湿気があるのは周り中湖だからなんでしょうね。Madisonの中心部自体、二つの湖に挟まれた地峡にあるし。
去年、こちらに来たのが丁度6月末で、一番湿気て暑い時期でした。日本はまだそこまで暑くなかったので、「げげ、日本より暑いじゃん」とびっくりしたくらいです。

でも、ちょっとクーラーが欲しい、と思う時期は精々夏至を挟んで10日前後です。それでも日本のうだる暑さを知っている人間には、別に我慢しようと思えば出来るレベル。夕方には大抵夕立が降って、少しましになります。もっとも、どうせ20日程度ならクーラー入れちゃえ、という話もなきにしもあらず、ですが(^^;)
(うちはウサギがへばったので結局クーラー入れました。次の電気代の請求が楽しみ?!)

まあ、そんなわけで、我々日本人に言わせれば、こんなんでHumidとかいうな〜!!!というレベルです(笑)。3ヶ月もこれが続く日本じゃ、キミタチ生きていけないよ。。。

ただ、「我慢できる」と思うのは、一概に緯度のせいだけではないようにも思います。
というのは、空気がそんなに熱くならないんですね。
日陰に入れば、そこそこ涼しい。少々湿気があっても、です。
そのへんは、やっぱり、地面を覆う緑の量が関係してると思う。
Capitalの近くのビジネス街でさえ、ビルの前には芝生が植わっています… Capitalの周りは勿論だけど、そういう細かなスペースにかならず芝生があるんですね。
コンクリートのタイルを敷いたり、砂利を置くこともできるけど、敢えて芝生。
そして、夕方には、でっかい蛍がその周りを飛んでいる……ビルとホタルなんて、日本じゃ考えられませんが、なかなか、いい眺めです。
で、この芝生を青々とさせておくのはビルの所有者の義務でもあるらしく、ちょっと雨のない日が続くと、必ずスプリンクラーで水を撒いているのです。
まあ、水道代がメチャクチャ安い、ってこともあるんだろうけど……
湿気ていようがなんだろうが、芝生に水は鉄則です。
ちょびっと撒いただけじゃ焼け石に水、ただ蒸すだけですが、あっちこっちで一日中撒いていれば、それなりに気温も下がってくるのかも。

日本でも、ビルの天井に苔を生やして気温を下げるプロジェクトがあるようですが、芝生はダメでもなんか日本らしい植物を地面に這わせるってのは難しいのかなあ。
芝生は、見ていると結構手間がかかる模様。うちのアパートの中庭の芝生は、2週間に一度トラクターみたいな芝刈り機で刈ってます…休日の朝はその芝刈りの音で起こされます(涙)
ただ、そのための人件費を「無駄」と思わない姿勢は、日本の大企業にも見習って欲しいものだとつくづく思いますね。
お金あるんだから、タイルなんか敷き詰めて手抜きしないで、芝生植えて雇用増やそうよ。。
[PR]
by lily_lila | 2006-06-21 12:39 | 渡米生活...環境・社会 | Comments(0)