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渡米生活日々の備忘録。
by lily_lila
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「渡米生活。(日記)」
もう少し日々のツブヤキに近い内容はこっちに移動しました。
プログラム関係、web関係もそのうちこちらに移します。

「the Gerden of Ethel」
我が家のウサギブログ。
ウサギは、家に連れてきて最初の2週間以内に体調を崩す可能性が高い生き物です。飼う前にご一読を!
ちょっと待って、ウサギを買う前に…
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パリ旅行記6 〜 音楽な一日その2、サクレクールとドゥダメル+フランス放送フィル
<<「パリ旅行記5 〜 音楽な一日その1、パリ音楽院と楽器博物館」 へ

さて、楽器博物館を出たあと、夜8時のコンサートまで時間があるので、途中サクレクール寺院を見に、モンマルトルに寄りました。

モンマルトルは治安が悪いというのでも悪評高いので、ミサンガ売りに絡まれたらイヤだなと思っていましたが、それっぽい人はいなかったような。
もっとも、最寄り駅ではなく、Lamarck Caulaincourt からアクセスしたのが良かったのかも知れない。

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ここの駅からいけば坂道をそんなに上らなくていい、とwebで見たのだけど、実はそれは、駅の中にものすごく長い階段があるからでした…(汗)。ここでエレベーターを使わずに徒歩で地上に上がる道を選んでしまうと、結局ものすごい段数の階段を上がることになります。。
帰りはAnversの駅からメトロに乗ったけれど、そっちの方がたしかにちょっと危なそうな雰囲気でした。

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で、丁度上に上がったところで、3時の鐘が鳴りました。鐘か〜と思っていたら、金曜日は3時からミサだったようで、そのことに気づかずに席の方に入ってしまい、結局ミサを最初から最後まで全部聞く事に。
(私はカトリック信者ではないけど、JYDオケ&合唱団に参加していたお陰でどういう手順を踏むかは知っている)
各地のミサでいつも思うのだけど、Kyrieから始まるミサ通常文につく節が皆違うんですよね。
これって国単位なのか、教会単位なのか、教区単位なのか、どうなんだろう。
サクレクールの旋律はとても綺麗でした。
あと驚いたのが、聖体拝領が終わって(勿論私は資格がないので座って待っていましたが)、Agnes Deiの後にも、二つくらい交唱が続いたこと。
もしかして、まだ復活祭期間中だったからかな?
単語くらいでも分かれば、今どのあたりをやっているか想像できたんでしょうが、「あ、今サンクトゥスね」とかいう感じで目安をつけるのがやっとでした。なので、この旅でお世話になった人や、いろいろな幸運に感謝して出てきました。

面白かったのは、献金が始まったらさっと席を立ってどこかへいっちゃった人が結構いたことですね(笑)
観光客だったのかなあ? 微妙にそうとも見えない感じだったのだけど。
私だったらあのタイミングで立つ勇気はない(笑)

ちなみに、聖堂内は撮影禁止です。
絵がフラッシュ禁止の絵に見えたので、フラッシュ禁止だと勘違いして写真とったら、中の人に注意されました。
(あとで出てからちゃんと注意書きを見たら、NO PHOTOって書いてあった……(汗)そういうときは、カメラの絵の本体部分にでっかくバツつけて欲しい……いや、言い訳ですが。)

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サクレクールといえば似顔絵描きが大量にいるのですが、そのにぎやかな通りと、そうでないところの人混みの差がものすごく激しかったです。で、そのあまり人通りのない通りに……

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画材屋さんがありました。。
似顔絵描きさんが一人中に入っていきました。
そりゃそうか。画材がないと、描けないよね。。

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こんなに人の多いところとそうでないところの差が激しい観光地も少ないというか、、
表の入り口のところはもう人、人、人だらけ、なのですが、それをくるっと回り込んで270度ぐらいのところにいくと、こんな感じでほとんど人がいません。
で、ここに公園があって、ベンチには地元の人とおぼしき人と、観光客が数人のんびりくつろいでました。

ちなみに表側はこんな感じ。

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さて、寄り道も済んだので、とりあえず今晩のドゥダメル指揮フランス放送フィルハーモニーのチケット受け取りにいくか、とホールへ移動。

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SALLE PLEYEL 、って、そうか、プレイエルのホールだ! とここまできて初めて気づく。
プレイエルはフランスのピアノメーカーです。隣はプレイエルのショールームでした。

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で、チケットを受け取ろうとしたら、夜7時にならないと引き取れない、と……。
まだ1時間以上ある。どうしよ。
というわけで、(もうかなり足にガタがきていましたが) 歩いて凱旋門へ。

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で、実は、いままでシャンゼリゼ通りを見たことがなかったな、と気づいて、ちょっと歩いてみました。

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なんですが……(汗)
だめだ。なんでこれが観光地になっているのか、皆目わからん……(汗)
ブランド品の買い物に興味のない私には、はっきりいって、超つまらん通りでした。
あまりのつまらなさにもう最後まで歩き切れなくて、途中で脇道に逸れる。
で、ここからが大変でした……。
パリの通りって、放射状になっているから、適当に歩くとどこへ行っちゃうかわからないんですよね…(汗)

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途中、レンタル自転車発見。
これは、市内観光の足に使えるかも。次回のために記憶しておこう。
場所は、MARESHERBES通りから、Roquepine通りに入ったところだったと思う。

もう絶対観光客はこんなところ歩かない、って感じのビジネス地区や、行政関係の建物の横を抜け、7時になってもホールは遥か彼方。
でも足はもう相当ガタがきているし、お腹もすいていたので、スープくらいならすぐに出て来るか、と思ってカフェで注文したら、これがまた(多分)ボーイが注文忘れててなかなか来ない。
結局、5分で流し込んで、ホールまでダッシュ、8時ギリギリに駆け込むことに……(汗)

で、待望の生ドゥダメル登場(笑)。
いや、やっぱり若いな〜〜〜!! ってか、笑顔がかわいいぞ!!

プログラムはブラームスの交響曲第3番、第1番の2曲プログラムというアグレッシブなものでした。
が、残念ながら、席があまり良くなかった。
フランス放送フィルハーモニーのホームページでとったのだけど、もうA席しかあいてなくて、しかも座席が選べないタイプだったのです。(いや、やり方はあったのかもしれないが、英語の説明が十分とはいえなくて分からなかった)
A席というと、一番良い席に見えるんですが、これがトリッキーなんですよね……。
オケに近過ぎて、音響的にはよくない席が、近いってだけでAになってることがあるから。
で、D列、と見た時に、なんか近すぎる予感がする、やばいな、とは思ったのですが、ホールによりけりでそれでもいい音がする場合もあるので、そのまま買っちゃったんですが、、、
D列は完全にオケよりも低い場所にあって、バイオリンとヴィオラの音がダイレクトに飛んで来てあとはモヤモヤ、って感じだった……(汗)

ヴィオラが近いのは嬉しいけど、チェロがあんまり聞こえないし、木管もあまりストレートには聞こえてこない。
ブラームスの場合、それだと結構きついんですよね。

というわけで、全体の評価に関しては音響の悪さも考えないといけないので、保留かな、という感じでした。
ただ、それを差し引いても、3番に関しては、まだドゥダメルちゃんにはちょっと早いかな、という気もする。
特に3楽章は、もう少し緻密な演奏がよかった。
ま、私が保科アカデミーの演奏に耳が慣れすぎていて、あんなに細かい表情をつけているプロオケはないので(プロオケの練習3回ではそんなところまで調整する時間がない)、それと比較するのは可哀想ですが。
自分のオケじゃないしね。

1番は、結構いい演奏していたと思います。
まあ、基本的に軽快な部分、楽章はとてもナチュラルに楽しくて、それがドゥダメルのいいところだと思うので、そういう部分は十分本領発揮でした。
1番、3番のいずれも、久しぶりにものすごく若々しいブラームスを聞いた気がします。
若い人が、若々しい演奏ができる、というのはいいことだと思う。

オケの方に関していうと、3番は頭いきなり誰か派手に音間違えたとか(もしかしたら、これもホールの音響のせいかもしれないが……何度か、「だれか、でかい声で歌ってない?!」って思う場面があった。なんか響きがあまり整理されていない気がする……このホール)、バイオリンが突っ走って管がついて来られないとか(これもバイオリンが近過ぎたせいでそう聞こえた可能性はアリ) 最初10分くらいは色々ありましたが、後半になるに従って音がまとまってきたようです。
ってか、フランスのオケが、あんなにアツい演奏をするとは思わなかった(笑)
ドゥダメルも指揮台から飛び上がってましたが、コン・ミスも椅子から飛び上がりそうな勢いでしたよ(笑)

このコン・ミス、ブラームスの1番は勿論2楽章にソロがあるわけですが、休憩時間にそれをさらっている時に音を外した上にかなり強いビブラートをかけていて、「オイオイ、大丈夫かよ」とかなり不安になりました。
しかし、いざ本番になってみるとパーフェクト、ビブラートもばっちり適量でした! ……これがプロの実力か。。唖然。
あと、1番ホルンが激ウマでした。細っこい若い兄ちゃんなのに……もう、なんというか、音色といい、音量といい、表情といい、絶妙なのです。
なんていうのかな、あのブラームスのおいしいソロを、ホルンが目立つようにカッコ良く吹くのは、多分プロなんだから簡単に出来ると思うのですよ。
でもそうじゃなくて、あくまで渋く、オケとも絶妙にとけ込んでいる、というか……
そういうさりげなさが、滅茶苦茶上手い。さりげないんだけど、存在感はある。

そう思ったのは私だけではなかったようで、1番ホルン氏はドゥダメルの次にでかい拍手(と口笛)を貰っていました。

その後は満足して帰宅。帰ったらもうそのままベッドに倒れ込みました。


翌日はチェックアウトなので、部屋を適当に片付けてアパートを退室しました。
で、飛行機は3時30分、まだ時間があるから、ちらっとオルセー美術館でものぞいてみるか、と足を運んでみたのだけど、トランク持ってる人は入館できないと断られ、そのまま隣のルーブル宮の庭園へ。

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手持ちのパンを齧って一休み。
ここから地下鉄にのり、さらにB線にのってシャルル・ド・ゴール空港に向かいます。
途中のPyramides通りで、なんとジュンク堂発見。
(この通りはなんかやたら日本関係の店があった。寿司屋は勿論、クロネコヤマトの営業所とか。)

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いや、久しぶりに日本の本屋さん見た!
この先の旅程のウィーンのガイドブックがなかったので、これ幸いと購入。
でも、やっぱり送料入って高かった……(TT)

さて、ここからなんですが。。

実は、庭園で冷やしたのが悪かったのか、お腹壊して飛行機乗り遅れました(爆)
いろいろ、見積もりが甘かったのも敗因。

まず、ガイドブックに書いてあるB線のパリから空港までの所要時間25分ですが、これはあくまで北駅までの時間。で、多分急行と各駅停車みたいなのがあって、北駅より市内のChateletとかで乗ってしまうと、どうも各駅停車になってしまい、結局40分かかりました。

次に、空港の構造が滅茶苦茶複雑。案内もかなり分かりにくい。
結構いろんな国の空港をまわりましたが、シャルル・ド・ゴールはその中でもピカ一で分かりにくい……。
まず、電車では、どの駅でおりたらどのターミナルに行けるか、とか全然説明がない。
空港内を走っている電車にも、どの航空会社がどのターミナルか、なんて説明もありません。
目的のターミナルに行く方法を探すだけで、かなりの時間をとられます。
ここでも20分以上ロス。
(まあ、日本から行く場合にはガイドブック持って行ってるだろうから、そんなに困らないのかも知れないが……日本のガイドブックはほんと分かりやすいですよ。アメリカのガイドブックって、文字ばっかりで空港内見取り図すら乗ってないから、こういう時にはホント使えない)

で、きわめつけ。
私のターミナルは、ターミナルGでした。
……で、これが、もうさいはての地にあって、空港内巡回バスに乗って20分かかるのです(爆)
まあ、ターミナルGは近距離用の小さい飛行機のターミナルなので、パリから別のフランスの都市に行くとかでなければ、使うことはないでしょうが。

というわけで、教訓。

シャルル・ド・ゴールへのアクセスに関しては、見積もり時間に1時間足して丁度いい!
(B線の所要時間25分をうのみにしてはいけない、40分かかると思っていれば間違いなし)


しかたがないのでチケットを買い直し、次の便に乗ってクレルモン・フェランに到着。
翌日の朝、ホテルのレセプションの人に呼び止められて、見覚えのある封筒を渡されました。

クロノポスト!!!
どうしちゃったの?! 日曜日なのに、届いてるじゃん!!!!! (感激)


思わず興奮して、コラボレータに届いた!! と報告したら、「宛先がわかりやすくて、最初に届けた時に誰かが確実に受け取れれば、結構早い」とのこと。宛先が分かりにくいとか、アパートに入るための暗証番号が書かれてないとか、折角きても不在で持ち戻りしたりすると、いろいろ厄介なんだそうな。

というわけで、ホテルのレセプションにお願い、は大正解でした……
ホテルなら、絶対場所わかるし受け取ってくれるもんね。
(サインが必要な書類は別、だけど、パスポートの受け取りは本人サイン要求されなかったのか、予めホテル側に受け取り頼む、とメールしておいたので、そのメールでも渡してサインなしでも配達完了扱いにしてもらえたのか、その点は不明。)

これで、無事パスポートは手元に戻りました。安心してウィーンに行けます(涙)

以上、パリ編は終わりです。
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by lily_lila | 2012-04-16 16:13 | 旅行記
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