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渡米生活日々の備忘録。
by lily_lila
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「渡米生活。(日記)」
もう少し日々のツブヤキに近い内容はこっちに移動しました。
プログラム関係、web関係もそのうちこちらに移します。

「the Gerden of Ethel」
我が家のウサギブログ。
ウサギは、家に連れてきて最初の2週間以内に体調を崩す可能性が高い生き物です。飼う前にご一読を!
ちょっと待って、ウサギを買う前に…
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パリ旅行記3 〜 アメリカ大使館でH1B ビザ取得
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さて、今回のメインイベントです(笑)。

アメリカのビザは、アメリカの大使館でしか発行してくれません。ということは、つまり、アメリカの外に出ないと、手続きすら出来ない、ということです。
で、大使館があれば原則はどこでもいいんですが、以下の理由により、通常は日本以外の場所で取得するのはおすすめしません。

  1. 発給に時間がかかった場合には、結果がわかるまでその国を動けない(パスポートをとられてしまうから)。その間は、ホテル代がかさんでも現地滞在するしかなくなる。

  2. ビザが発給されなかった場合には、アメリカに帰国することはできない。この場合、出先から日本に帰るしかなくなる。片道の国際フライトチケットはバカ高い。(観光ビザ免除でとりあえず入国しちゃえ、というのはやめといた方がいいです。HやJビザ資格の人が、観光ビザで入国した場合、当然その間の給料は受け取れません。が、単純に給料受け取らなければ良いという問題なのか?? HやJの場合、勤め先が我々の身分を保証する義務を負っているわけですから、そっちに迷惑がかかるおそれがあります。)

  3. ビザが発行された場合、パスポートは郵送される。この郵送がクセモノ。国によっては、まともな日数で届かないかもしれない……。万が一途中紛失とかいうことになったら、日本にすら簡単には帰れなくなる


つまり、出先の国に、最悪の場合1ヶ月くらい足止め食らっても大丈夫な環境があるかどうか、というのが判断の分かれ目になると思います。
私の場合、本当に最悪の場合は、コラボレータの研究機関にお邪魔させてもらって研究打ち合わせをする、という手があるので決行に踏み切りましたが、通常は知り合いでも現地にいない限り、やめといた方が無難です。

……で、それでもなおかつ、日本に戻る手間が惜しいので出先でビザ更新したい!! という方や、「なんかあったらネタにしてやる!」というツワモノの皆様は、自己責任で以下の記事をご覧下さい(笑)。



1) 旅程は、可能な限り余裕を持って組んでおく。Fail Safeの思想が大事!

パリ米大使館でのH1Bプロセス時間は、2012年現在、大体2日です。
(ちなみに、フランス国内では、パリの領事館以外でビザ発給はできません)
で、「よし、1週間あれば大丈夫!」 と思ったら、かなり危険だと思います。

まず、パリ入りする日のフライトが天候不順で飛ばなかったらどうするか?
その翌日にインタビューの予約入れていたら、もうその時点でアウトです。
直前でスケジュール変更なんて、まずできません。

というわけで、インタビューの日程は、パリ着予定日から最低でも1日あけてとるべきです。
(インタビュー日程の予約はオンラインでできます)

で、無事インタビューが済んだら、今度はパスポートがクロノポストというフランスの郵便局のサービスで届けられます。
で、このクロノポスト、名目は翌日午後1時までに配達、ということになっているのですが、なにしろフランスの(旧)公共機関のやることですから、日本のEMSのようなサービスを期待したら大間違いです。
受け取りに1週間かかった、なんて記事もweb上ではザラに見ます。
当然、土日を挟んだら、その期間はカウントされません。
土日はカウントされない、という事前情報をあちこちで見ていたのですが、私の場合は日曜の朝に配達されました。最近は改善しているのかもしれません。でも運が悪いとトラブルありそうだけど。。

というわけで、このパスポートの郵送のために、1週間はみておく必要がありそうです。


2)書類は、全てアメリカを出る前に揃えておく。

ビザに必要な書類、写真一枚、これらは全部準備して持っていくべきです。
まあ、証明写真の自販機はパリの地下鉄の駅で見ましたけど、コイン入れて動くって保証もないですからね(笑)
(最近はそうでもないのかな? 昔はこの手の自販機は片っ端からお金吸い取るだけで動かなかったけど。)

3)クロノポスト、 mandat-compt

ここが結構大変。こればっかりは、フランスに入国してからしか準備できません。
クロノポストの封筒は、フランスの郵便局で買えます。

chro599_sk_lg

色々種類があるけど、私は一番安い500gまでのものを買いました。それでも24ユーロ!! 高いよ、ほんとにもう!!
(日本のレターパックなんて500円なのに!)

で、このクロノポストの受取人住所には、自分の名前と、パスポートを受け取る住所を書きます。
実は、当初私はアパートに滞在して、アパートで受け取るつもりでした。が、色々webでクロノポストの評判を見るにつけ、それでは届かない可能性が高いと結論。
結局、ミーティングを行う都市のホテルで受け取ることにしました。 ホテルなら宛先不明で戻るということもないだろう。
ただし、ホテル側には、事前に私宛のクロノポストを受け取ってくれるよう頼んでおく必要があります。
とはいえ、頼んでも末端の従業員までそれが届いているかわからん、と疑った方が無難なので、私は早めにそのホテルに移動して、そっちでクロノポストを待ち受ける予定です。

※ちなみに、受け取る都市が遠隔地になるなら、写真つきの身分証明をパスポートの他にひとつ持っていくべきです。というのは、飛行機に乗るときに、写真付きIDを要求されるけど、その時にはパスポートが手元にない状態だからです。
日本の運転免許ではダメかもしれん(日本語読めないもんね)。
私は、パスポートのコピーとアメリカの運転免許を見せてOKしてもらえました。


で、問題はmandat-compt。
日本でいえば、郵便振込です。これが、どこに何を書いていいのか、わからない……(汗)
ビザの申請料金は、必ずこれで払わないといけなくて、大使館に行く前に支払いが終了していないといけません。

MANDAT-COMPTE

というわけで、以下説明。

a)Nom, prenom, ....

名前、ファーストネーム。 この順番からして、多分 姓、名の順番でいいんだと思う。私はそう書いて、特に注意はされませんでした。

b)Address

住所。アメリカの住所書いたけど問題ありませんでした。

c)Date de naissance

誕生日です。……が、なんでこんなものを聞かれるのか不明(汗)
こんな個人情報、振込みに必要なのか??
ヨーロッパなので、日、月、年の順番で記入。

d) Lieu de naissance

出生地。てきとうに、生まれた都市と国を書いておきました。

e) Signature de...

サインをします。

f) Montant

支払金額記入欄。実は、4/13からビザ申請料金が値上げで、私の面接は4/11日! ギリ旧料金で申請できました。現在の料金がUS Embassyのページで調べます。

g) En lettres

支払金額を、フランス語の文字で書きます。
英語で120ドルだったら、 One hundred Twenty, と書く、みたいな感じです。
……で、これがムズカシイのですよ……。
なにしろ、フランス語の数の数え方は独特で、途中から十進法でなくなりますから。
もっとも、ビザ申請料金は100ユーロ超えてるので、100超えたらちょっと簡単になるんですが。
がんばって、フランス語のサイトで調べて下さい。

h) BENEFICIAIRE

受取人氏名です。……が、US Embassy of Parisのページには、ここに何を書いていいのか、まったく書いてないんですよね……(汗)
で、空欄のまま郵便局のカウンターに出したら、「宛先どこ?」と言われました。
仕方がないので、US Embassyだといったら、それそのまま書け、と。

というわけで、多分、US Embassy of Paris、でもいいような気がしますし、それで受け付けてもらえましたが、別のところで、「CONSULAT GENERAL DU ...」 なんて表記をみたので、そういう感じで書くのが本当は正しいのかも。

i) No de CCP

No のo は上つきで、これはフランス流 No. の書き方です。ここに口座番号が入ります。
口座番号は、数字とアルファベットで構成されているはずです。
なので、CCP の欄に数字を書き、となりのLettreの欄にアルファベットを書きました。

j) Centre

これは、何書いていいのかわからなかったので空欄。それでもOKだったみたいです。

k) CORRESPONDANCE

郵便局員さんに、なんのための支払いか書いて、と言われました。 で、結局 「VISA H1B」とだけ書いて出しました。(それでいいみたいな感じだったので)


さて、ここまで書けたら、郵便局員さんに提出して、その分の金額を支払います。
支払いは現金だけです。クロノポストの封筒を買うのはカードでも出来ますが、振込みはダメでした。
(まあ、そうかもな)

ちなみに、郵便局は2カ所トライしました。
最初に入ったところは、誰もまともに英語喋れなくて、断念。
次のところは、窓口が若いお兄ちゃんで、助かりました。
場所は、やっぱり観光地に近い方が英語OKでした。

この準備は、やっぱりインタビューの前日にやっておくべきと思います。
私はその前日を仕事で潰してしまい、更に尋ねた郵便局で挫折して、インタビュー当日になってしまいましたが、かなり危ない橋でした。
というのは、窓口ってたいてい1個しか開いてなくて、人が並んでいる上、みんな窓口で喋る喋る……(T▽T)
なんとか間に合いましたが、あと数人並んでいたらアウトだったと思います。
また、フランスの郵便局は朝8時から開いていますが、振込みができるようになるのは9時からなので、要注意です。

4) 大使館に向け出発。

注意: パソコン、iPadなどは持っていかない!! (多分一眼レフみたいな大きいカメラも駄目)

いやもう、何度チェックして入念に準備しても、落とし穴というものはあるもので……(汗)

実は、パソコンはダメ、というのは、事前にちゃんと知っていた情報でした。面接予約完了のページに書いてありますから。
しかし、ビザの申請を何度も日本でやっていた私は、それがイコール持っていっちゃいけない、という意味だとは思わなかったのです……(汗)

日本のアメリカ大使館(東京)では、確かにパソコンもって入館は出来ません。が、入り口で預かってくれて、荷物札を渡してくれるのです。
2017年追記:現在は日本のアメリカ大使館でも荷物預かってくれません。携帯は1つだけ預かってもらえますが、2つ目からはダメ。駅のロッカーに預けて出直せ、といわれます。私はウッカリ携帯の他にiPod Touchを持っていたことを忘れていて、駅に逆戻りになりました(涙)
で、パリもそうだろう、と何の疑問も抱かずに、鞄にラップトップつめたまま出かけてしまったのです。

そしたら、入り口でものの見事にアウト(爆)。
「預かることはできない」の一点張り。

さあ大変!

流石に、どうするか考えて、とっさに何も言えず数秒ぼーっとしていたようです。そうしたら、アジア系と思われる警察官のお兄さんが、ぼそっと小声で教えてくれました。

「近くのホテルに、預かってもらえないか聞いてごらん」

お兄さん、ありがとう!!!(涙)
いや、国の外に出るとたまにものすごく強く感じるのだけど、やっぱ同胞、人種の絆って大きいよ(笑)。
何度か、私はアジア系の人に困ったときに助けられています。

そのひとことで我に返って、何時まで時間に余裕があるか、と聞いてみました。
私の予約時間は10時。10時きっかりに辿り着きました。
で、そうしたら、11時までに戻ってこられればOKだと仰る。

よし、それならなんとかなりそうだ!!!

というわけで、大急ぎで近隣のホテルに飛び込みました。

最初のホテルは、大使館の隣の大きな高給ホテルです。コンシェルジュに、「実は大使館に来て困ったことが…」と言ったところで、「ああ、荷物ね!」と苦笑されました。
よっぽどみんな来てるんだな(苦笑)

「うちは預かれない。でも、この小道の先のホテルが預かってくれるかもしれないから、そっちで聞いて下さい」

ま、そりゃ、そうだよね。宿泊客でもないのに、アヤシイもの預かったら危険だし。

別の候補を教えてもらえただけ有り難い、と思い、お礼を言って、すぐにホテルを飛び出し、次のホテルへ。

そこも高級ホテルで、やはり同じことを言われました。「うちでは預かれない」と。でも、そっちでは、具体的に、どこのホテルが預かってくれるかを教えてくれました。

「この道をずっと先へいった左手に、Hotel La Sanguineというホテルがあるから、そこで頼んでごらん」と。

さて、この三つ目のホテルは、ちょっと遠いところにありました。しかも、小道の中の、小さな2つ星ホテル。
階段をあがると、年配の受付の女性が、電話で話していました。

で、そこでも、US Embassyに入るのに問題が、、、という話をしたら、「大丈夫、5ユーロで預かる」と……!

よかった、これでなんとかなる!!
私としては、フランスのことだし、20ユーロくらいの手数料は覚悟していたのですが、5ユーロでいいと言ってもらえました。

ただし、どうみても人一人が座るのが背一杯のカウンターの中に保管するわけですから、コンピュータ以外の荷物はあずけられません。
あくまでも、うっかりラップトップ持って来ちゃってビザ貰いにいけない、という困っている人を助けるためにやっている、という感じでしたので、間違っても、観光時の一時荷物預かり場のように使えるとは思わないで下さいね。

さて、これで身軽になったので、また大使館に戻り、今度は入館を許可されて、無事面接終了までこぎ着けることができました。
ラップトップはダメですが、携帯電話とか小さなカメラとか、小さい電子機器なら小さなビニール袋に入れて預かってもらえるみたいです。ただし、あのサイズだと、iPadやKindleなんかはアウトだと思います。一眼レフも多分アウトでしょう。

今迄、ビザの面接官っていつも気難しい人ばかり当たっていたので(なんかいかにも人疑ってる? みたいな)、今度もそういう面接を覚悟していたのですが、今回の面接官はかなり朗らかな感じの人で、「ニュートリノ? そりゃ難しそうだねえ!」なんて言っていました。
で、面接終了時に、「ビザは下りたので、あと3日くらいでパスポート届くと思う」と、、、

やったーーっ!!!

とりあえず、80%はなんとか成功です。あと20%は、無事クロノポストが手元にとどくかどうか、ですが。

すっかり肩の荷が軽くなったので、Hotel La Sanguineに、預けた荷物を引取りに戻りました。
途中、カフェなんかもたくさんあり、丁度昼にさしかかったところだったので、お腹もすいていたのですが……
お昼は、せめてお礼に世話になったホテルで食べようかな、と思ったのです。

受付の老婦人はすごく朗らかな人で、お陰さまでビザが下りた、といったらとても喜んでくれました。
で、ここで軽く食事をしたい、といったら随分びっくりした顔をして(まあそうでしょう、置いてあるメニューはホテルの朝ご飯用のものだったし、今にして思えば多分あれはホテル客用のカフェだったんだろう)、それでも朝のセットでいいか、と尋ねてくれました。

実は、ちょっと、こんな時間に食事ってかえって迷惑だったのかな、と思いましたが、すすめてくれたのでそれを頼みました。
で、食べてみてびっくり。。。

いや、フランスのパンやジャムがそこそこ美味しいのは知ってるけど、このジャム、めちゃくちゃ美味しいんですけど?! 
クロワッサンやシューのお菓子も、なんかすごく美味しい!

なにせ2つ星ホテルだし、店もそんな凝った感じじゃないし、、多分、こんなことでもなければ絶対食べなかったと思うのですが、意外や意外。

あんまり美味しかったので、このジャムはなんのジャムなのか、ときいたら、赤い桃のジャムで、3年かけて砂糖とまぜて作る、と。つまり、このホテルオリジナルのジャムだというわけです。

へーーーーーっ!!! って感じ!
あとで調べてみたら、他の方もブログで、「ホテルオーナー夫妻の人柄が素晴らしい」と書いておられる。そーか、ここ、家族経営のホテルで、あの老婦人は多分オーナー婦人なんだな?
じゃあ、もしかして、レストランの掃除をしていた恰幅のよいおじさんは、オーナーご本人だったりするのだろうか……

親切な雰囲気が気に入ったので、お部屋もちょっと見せてもらいました。
派手ではないですが、綺麗に整頓されていて、居心地よさそうです。
お値段は、1泊100ユーロかららしい。
マドレーヌ寺院がすぐそこ、という立地条件で、このお値段なら悪くないと思います。

すごく可愛い犬がいました(この子がまたお利口なんだ…)

RIMG0019

名前は「トウキョウ」だと言っているように聞こえたけど、これは多分セールストークだな(笑)
日本の旅行会社や予約サイトでは扱っていないみたいですが、自前のウェブでオンライン予約も受け付けているようですので、自家製ジャムをためしてみたい方は宿泊してみてはいかがでしょうか(笑)。


www.hotel-la-sanguine.com

少なくとも、私は次にパリに来てホテルに泊まることになったら、絶対ここにします。
(ほかの2つのホテルには行かない(笑))

困ってるときの助けって、本当に有り難いんだよ(笑)。


というわけで、ビザ申請面接は無事終了。 のこりの記事はまた別エントリで。

>> 「パリ旅行記4 〜 3日目後半と4日目」 へ

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by lily_lila | 2012-04-13 16:56 | 旅行記 | Comments(2)
Commented at 2012-06-05 06:06 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2013-09-10 13:31 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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