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洗剤のボトルに住むうさぎの話

一体なんのことだ、と思ったかも知れませんが。。

今日は、洗剤のボトルに住んでいるうさぎさんの話をしてみようと思います。。
こちらのスーパーで、ちょっとお値段高めの洗剤のボトルを見ると、後ろの成分表の横に、小さなウサギさんの絵がついていることがあります。
洗剤のボトルで飼えるようなミニマムうさぎの話を期待した人はゴメンナサイ!

そのうさぎさんとは、コレです↓。

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このマーク、既に想像がついた方も多いと思いますが、、、
何の事だかわからなくても、すごく可愛いと思いませんか??

もう、ウサギフリークの心鷲掴みです!!!





大抵の場合、この周りに、"NO TESTED ON ANIMAL" とか、"NO ANIMAL INGREDIENTS"とか書いてあったりします。
つまり、動物実験をしていませんよ、という話なのですが……
それにしても、この子は可愛い (TT) ただのマークの域を超えてます!
(いや、だからウサギバカなんだけどね。。。)

このマーク、政府かWHOかとにかく公的機関が発行しているものなのかと思ってgoogle検索してみたのですが、どうもいまひとつ出所がはっきりしない。
代わりに、"No Animal Test photo" で検索したら、他にも随分沢山違うバージョンのウサギの絵がひっかかりました。以下、勝手に借用。。

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ロゴの中に書いてある通り、アルボンヌ(ARBONNE)が使ってるマークでしょう。


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Boots (イギリスの化粧品メーカー)のweb pageにありました。1976年に Boots製品のanimal testingをやめた、と書いてありました。これもかなりカワイイ… (T▽T)
アルボンヌとかなり似ていますが、どっちが先に決めたのか知りません。


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Green Beautyという会社のページにありました。これは、なんかBootsのを元にしたっぽい??(こっちが先だったりして)


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Beauvage Skincareのページから。男性向け化粧品の会社かも。ちょっとクール。


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Well Beingsのページから。ちょっとジャポニズムな感じ??


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Juliet's Roomのページから。USDAのマークもありますね。



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Beauty Naturallyのweb pageから。ただし、このウサギの絵自体は、People for the Ethical Treatment of Animals (PETA)のホームページからとられたと思われます。(PETAについては、功績も大きい反面、かなり過激な運動も見られるようですが……)


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SunCat Natural Mineral MakeupのWebページから。


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THE HUMAIN SOCIETY of the USAのCEO, Wayne Pacelle氏のブログから。ただ、他のサイトでも見かけたので、誰が最初に作ったのかは知りません。


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一番上のマークの色違い。いろいろバージョンがあるところをみると、アメリカではこの子が一番普及しているのかな?
少なくとも、これまでに買った製品で、
seventh generation
Earth Friendly Products
がこのマークを使っている模様。ほかにもあればまたリストします。

とまあ、こんな感じで、これといって決まったマークはないのですね。。。
つまり、現状アメリカでは、アニマルテストに関しては各企業の方針任せ、というわけです。
しかし、これだけ色々な種類の「ボトルに住むウサギさん」がいるということは、それだけ市民のアニマルテストに対する関心が高い、ということですよね。
ご存知の通り、こちら(アメリカ)では動物愛護運動が盛んです。活動家の数が多い事も勿論ですが、一般の人たちの間にもある程度の共通認識があります。
つまり、動物実験に対して、マイナスイメージを持つ人が少なからずいる、ということです。
洗剤の裏に堂々とこういったマークをつけて商品を売る(しかも殆どの場合、お値段は高め)という販売戦略が成功するのは、そういう人口がある程度の割合居てこそのことです。


一方、今年三月、EUでは動物実験を行った化粧品などの製品の販売が(ほぼ)禁止になりました。
この条項は既に2003年の3月に決まっていた模様。

DIRECTIVE 2003/15/EC OF THE EUROPEAN PARLIAMENT AND OF THE COUNCIL of 27 February 2003
amending Council Directive 76/768/EEC on the approximation of the laws of the Member States relating to cosmetic products


(どう約していいのかよくわからんが、「2003/2/27のヨーロッパ議会とEU理事会による2003/15/EC指令書」といったところか)
JAVAの動物実験反対キャンペーンのページにまとめがあったので、引用させていただきます。


【実験禁止】
・2004年9月より、EU域内での、化粧品の完成品のための動物実験の禁止
・2009年3月より、EU域内での、化粧品の原料および配合原料(原料の組み合わせ)のための動物実験の禁止
【販売禁止】
・2009年3月より、反復投与毒性、生殖毒性、毒物動態の3つの試験領域を除くすべての安全性試験において、代替法が確立されているかどうかにかかわらず、動物実験が行われた化粧品完成品、原料および配合原料の販売禁止
・2013年3月より、代替法が確立されているかどうかにかかわらず、上記3試験領域で動物実験が行われた化粧品完成品、原料および配合原料の販売禁止


残念ながら、ご覧の通り現時点で全部禁止というわけではなくて、一番残酷な三つのテストの禁止が2013年に先送りされていますが、企業はこのデッドラインに向けて、代替法の研究を急がなければならない状況にはあると思います。

さて、振り返って日本ですが。。

うーん。残念ながら、まだ「No animal tested」がセールスポイントになるところにすら達していない、という状況ですよね……。
なにしろ、国内の最大化粧品メーカーが揃って実験してるくらいですから。
つまり、「動物実験=マイナスイメージ」という土壌がそもそもない、というのが現状だと思うのです。

まあ、私もこれに関しては人の事は言えないのですが……。

もう十年以上前になりますが、日本で初めて"The Body Shop"を覗いてみたときに、私は初めて「動物実験をしていません」と宣伝する会社を見ました。
その時の私の印象は、「え、動物実験してないって……大丈夫なんか、ここの製品?」というものでした。
当時は、何でも欧米の真似をしたがる日本人、というフレーズに反発心を覚えていましたから(ええ、若かったのです(苦笑))「また外国からそういうブームがやってくるのか」とむしろ悪い印象を抱いたことを覚えています。
よくよく考えたら、動物実験をしなければならないようなものといったら、かなり危険な原料ということになるのですが……そのときの私は、不快感の方が大きくて、そんな簡単なことにも考えが及ばず、何故No animal testedなのかを見ようともしないでそのまま去りました。
本当に、先入観というのは怖い。「また欧米のブームや動物愛護団体に振り回されて」という頭が先にあるから、折角のセールスポイントもマイナスに変換されてしまったわけです。
そうやって、一度悪い印象に分類されたものには興味を抱かないから、それ以上情報を集めようともしない。お陰で、随分長い間、「No animal tested」にはあまりいい印象がありませんでした。

でもね、、言い訳をさせてもらえば、、、(苦笑)
当時の私は、動物実験といったって、精々新薬が認可される前に人間に行うテストと同程度だと思っていたのですよ。まさか、コロニーの半分が死ぬまで続けるテスト(LD50、流石にこれはもう少しましなテストに置き換えるよう変わりつつあるようですが)とか、薬品目に入れて72時間放置(ドレイズ眼刺激性テスト)なんて酷いテストをやってるとは想像もしていなかったのです。
ホント、よくそんな残酷なこと思いつくな、人間って!

で、そういう事に目を向けるきっかけとなった出来事は、残念ながら日本国内ではありませんでした。
ルームメイトが語学学校で出された課題の中に、アニマルテストや養鶏所などの環境、オーガニック食品についてなどを調べる、というものがあったのです。
面白いのは、学校がそういう宿題を出す、というところです。日本の学校でそういう授業が出来るだろうか、と考えると、多分色々な圧力で難しいのではないかと思う。特に生徒の親に化粧品会社に勤める人がいたりしたら、殆ど無理なんじゃないだろうか。まあ、語学学校だから、という話もあるかも知れませんが……


今の私は、化粧品や洗剤などのアニマルテストは反対の立場です。
最近は「抗菌」おもちゃが流行って、これにも相当酷い動物実験が関わっている、という話もどこかで聞きましたが、これに関しては信頼できるソースが今手元にないので保留として。

もう、ウサギバカと言われようがなんだろうが、「ドレイズ眼刺激性テスト」と「皮膚刺激テスト」は絶対意味がない!!と思いますよ、ええ!!

眼刺激性テストに関しては、もう設定条件があまりにも現実と掛け離れ過ぎ。
ウサギの目というのは、涙がほとんど出ません。多分、眼球にもあまり神経はないのだろうと思う(よく牧草のくずがくっついていてもとくに気にせず草を食べているから)。
しかし、人間は角膜にも神経があります。眼球触れば痛いし、そうなればちゃんと涙が出ることになっている。だからそもそも、薬品を72時間も目に入れたまま、涙も出ないなんて状況設定が有り得ないでしょう。第一、人間なら、危険な濃度で目に入ったらすぐに水ですすぐだろうし。

で、いくら角膜が鈍いウサギといったって、薬品を入れられて瞼を塞げば瞼が薬品焼けするに決まってます。そして、タダレれば痛いに決まっているのです。生き物ですから。
で、ウサギというのは鳴けないので、痛ければ痛いほど、黙って蹲るしかできないのです。

以下、wiki のAnimal Testingの項目から。
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ああもう、何度見ても痛い (><)!!!

皮膚刺激テストの方は、毛を剃って何度も薬品を塗るらしいですが、ウサギというのは、実は極端に皮膚が弱い生き物です。これは、普段分厚い毛に覆われているから、というのと、敵に襲われた時爪が皮膚に食い込んでもすぐに裂けて逃れられるように、という二つの理由から。
長時間水に濡れているだけでも、皮膚のPHバランスが崩れ、ただれてしまうのです。
(だから、よほどの事がなければお風呂にも入れません)
全身ほとんど毛がなくて、普段から外気や紫外線に晒されて鍛えられている人間の皮膚とは比べられるようなもんじゃないのです。
そんなウサギに人間用の試薬なんか塗ったら被れるにきまってるじゃないですか。

まあ、こういうこというと、「万が一のときに、失明とか置きたら大変だから」とか「もし被れたら……」とかいって実験擁護する人がいるんでしょうが、そういう方々に声を大にして言いたい。

今迄に安全と認可されて実績もある材料だけ使ってれば、こんな実験繰り返す必要はないし、新原料開発だって今は動物実験以外の代替法の研究がずっと進んでいるんです!

これまでに認可された材料(貴重な動物達の苦痛と命の犠牲の上に築き上げられたデータベース)は既に六千余りあって、実際それだけで良い製品を作っている会社もある。
なのに、どうして大手化粧品会社にそれが出来ないか?
つまるところ、新原料を開拓したいからですよね。
より化粧が長持ちするとか、肌が綺麗にみえるとか、髪のツヤがよくなるとか、そういう化学物質を作りたいから、テストが必要だ、という論法になる(本当にそのテストが有効か、疑問を呈する研究者もいますが)。
そして、そこにはやっぱり、動物が酷い目に遭ってもいいから、自分がキレイになりたい、という消費者がいるのです。
企業はニーズに答えているだけで、消費者が動物の命よりキレイや便利を優先するから、企業も気にしない。
単純に、「残酷なテストはしないで、かつ良い製品が欲しい」と言うだけでいいはずなんですが。
そうしたら、企業はもっと真剣にアニマルテストの代替法を探すでしょう。
EUで議会が動いたのは、消費者が気にしたからで、日本でそれが起こらないのは、我々が気にしないからです。

では何故こんなにも日本の消費者は無関心なのか?


私は、ひとつには、私自身も経験した先入観の影響もあるのじゃないかなあ、と思っているのです。
なんでもかんでも、アメリカやヨーロッパのいいなりになりたくない。
人の国のことに口を突っ込むな!
なんか、欧米のファッションモデルが毛皮禁止とか言ってるけど、だからって日本人まで洗脳するな!、、、などなど。。。
(毛皮については、もう議論の余地はないと私は思うのですが。殺された動物達、ただ廃棄されるだけです。命丸ごと有効利用が出来ていたのなんて、近代以前の話。皮を剥いだ後のキツネの肉なんて食べませんし。ウサギも、食肉用のウサギは大きいので犬並みに剛毛で、ファッションの毛皮には向きません)

そりゃあ確かに、「日本のことなんだから外の事からやいやい言うなよ!」とツッコミたくなる事は山ほどあります。今アメリカに居ても、そう思うことはある。
でも、それとこれとは話が違うのです。
ツッコむのはかまわないが、反論するのは自分で調べてからでも遅くはない。
昔と違って、今は簡単にネットで調べられる。勿論情報の信憑性はその都度自分で判断するしかないですが、それにしたって、これだけ普及すれば、一カ所に情報源を絞らなければある程度正しい情報が得られる。十五年前とは大違いなのですから。
それをやらずに、殆ど反射やその時の感情で反応してしまう、そういう土壌が残念ながら日本にはあるように思うのです。

我ながら怖いと思うのは、それなりに外の世界にも目をむけているつもりだった昔の私も、そういう先入観に邪魔されて目を塞いでしまっていたことです。
その結果、何も見ないまま、知らないまま、憶測で知ったふうな言葉を口にして、しかもその危うさに気付かない。こんなに意固地になるのは、やはりそこに、ある種のフラストレーションがあるからだと思うのです。ノーと言えない日本の国民的フラストレーション、と言ってもいいかもしれませんが。
知らないなら知らないと素直になれば良いのに、そういうフラストレーションがあると、人間は本能的に現在の自分を守ろうとして、現状を肯定する理由をこじつけようとします。そこにどんな見当違いな思い込みがあろうが、論理の飛躍があろうが、気にもしない。自分は冷静だと思っている人間ほど、巧妙にそういう論理のこじつけをやるから、尚更に質が悪いのです。


日本人としては悔しいですが、アメリカに来てから、その先入観、あるいは欧米に対する意固地な反発心みたいなものが大幅になくなった、と感じています。
それは決して、少々やりすぎな動物愛護団体のキャンペーンのお陰ではなくて、やはり人種も国籍も違う色々な人と知り合いになれたから、だと思う。
そして、感情に振り回されず、冷静に活動を続けるHRSの人たちや、Humane Societyの人たちを、実際に目にしたからです。
そういう意味で、残念ながら、日本はまだまだ狭い、と感じます。国土の広さもですが、それ以上に、他の文化に慣れていない、という意味で狭い。

幸運にも外の世界を覗く機会を与えてもらった私に何ができるのか、悩ましい今日このごろです。

まずは、一番上のウサギの絵を、日本のアニマル・テストフリーの化粧品会社にも使うことを勧めてみることかな?(笑)
絶対、この可愛さに惹かれてついFanになってしまうウサギ仲間がいると思うのだけれど!

(ちなみに、私は自分が使っているDHCの相談メール宛に動物実験の有無の確認と、マークの使用を勧めるメールを書きました。現状、DHC内部では動物実験はやっていないとのことです。原料を生産している会社がやっているかどうかまでは把握できない、とのことでした。
とにかく、まずは問い合わせを送って、企業にこの問題への感心が高いことを伝えることが大事だと思います。)


2008/4/21 追記

化粧品や洗剤の会社がどのテストをどのように行っているのかに関しては、現状会社のホームページで情報を集めるか、直接問い合わせるべきだと私は思います。個人がホームページで引用した情報は情報源が分からないものや、古いものがかなりありますので。

今webでいくつか検索したところ、資生堂がかなり槍玉に上がっているようですが、資生堂のホームページにはドレイズ眼刺激性テストの代替テストを開発したとあります(こちら)。
このこと自体は喜ばしいことなのですが、残念なのは、このページに、従って生体ウサギによるドレイズ眼刺激性テストは一切行っていない、などの記述が一切ないことです。
代替テストはあるが、最終的にはやはり生体によるテストが不可欠という立場なのか、それとも代替テストを使用することで少なくともドレイズ眼刺激性テストは行っていない、ということなのか、このページの記述からははっきりしません。
おそらく、資生堂側としても、消費者がどちらをより好むのかをはかりかねているのではないでしょうか。

一方、例えば上の記事にもリンクしたJAVAの動物実験反対キャンペーンのページにも、資生堂に対する動物実験反対署名のページがありますが、資生堂のこの代替テストの開発については全く触れられていません。個人的な印象に過ぎませんが、(JAVAに限らず)動物愛護団体側も、全ての情報を公表(あるいは把握)しているわけはない、という印象を受けます(勿論、この一例をもって全てをはかることはできませんが)。私のような人間は、それも含めて全て列挙した上で、それでもなおかつアニマルテストに反対する、と宣言された方が、より信頼できる印象を受けるのですが。
(もっとも、それでも私は署名しましたが。理由は、企業に、動物実験に関心がある人間が居る、という事を知ってもらうためです。)
ちなみに、ここでJAVAを引き合いに出したのは、怪しいと思っているからではなくて、むしろ記事を見てそれなりに信頼出来る、という印象を持ったからです。上で引用したEC指令書の内容は色々なページで見ましたが、出典番号を書いてあったのは、私が見た中ではJAVAだけでしたので(それで、原本のpdfファイルを探してくることが出来たのです)。


私は動物実験(特に洗剤や化粧品の)には否定的ですが、餅は餅屋との言葉がある通り、そこに各社の専門的な観点からどうしても不可避の理由があるならば、性急に全てを禁止せよと主張するものでもありません。
問題なのは、企業がその部分をブラックボックスとして隠していることであり、消費者が無知のためにその情報公開を求めないことだと思います。
公表さえされれば、その「不可避の理由」をもっと多くの視点から検証出来ます。利益を得る側の会社が、いくら「殆どのケースはそんなに残酷な実験ではなく、最終的に認可される最後の段階の製品をテストしているに過ぎない」と主張しても、そこにはなんの客観性もありません。
そして、出来れば公表したくない(あるいは消費者の目を向けさせたくない)事実を企業に公表させる事の出来る唯一の力が、消費者の関心です。
そういう意味で、私はもっと上記の可愛いウサギたちのマークを使ったら良い、と思うのです。

「このウサギのマーク、なんだろう?」

と思うところから、この問題に関する疑問が生まれ、消費者の関心が生まれる可能性もある、と思うからです。


2010/11/12 追記

資生堂は、社内での動物実験を2011年3月までに廃止する声明を出したようです。
化粧品の動物実験廃止に向けた資生堂の取り組み
一歩進んだ感はありますが、本当にこの期限を延期せずに守れるか、今まで社内で行っていた実験を外注するような事になりはしないか、経過を見守りたいと思います。

JAVAの質問に答えた資生堂の回答を見ると、中国、韓国への輸出には動物実験が義務として科されているようですね。
国から強制されたのではなく、『動物愛護の観点から化粧品における「動物実験」の廃止をめざします』と自社方針として明言されたのですから、輸出するものだけは実験する、あるいはいっそ中国や韓国内の研究所で実験してその成果を日本に持ち帰る、なんてお粗末な結果だけは避けていただきたいと思います。
by lily_lila | 2009-04-19 08:17 | 渡米生活...住

渡米生活日々の備忘録。


by lily_lila