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渡米生活日々の備忘録。
by lily_lila
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「渡米生活。(日記)」
もう少し日々のツブヤキに近い内容はこっちに移動しました。
プログラム関係、web関係もそのうちこちらに移します。

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誰もが通る道その1〜SSN
さて、アメリカに来て給料を貰える立場になって、誰もが必ず通らなければならない関門から(笑)。

アメリカには戸籍がありませんが、そのかわりに、非常に強力に国民(国民以外も)を管理出来るIDがあります。いわゆる、ソーシャル・セキュリティ・ナンバー(Social Security Number, SSNと略す)です。
恐ろしい事に、個人情報は全てこのSSNにコネクトされます。もともとは、税金を徴収する為のものなのですが、銀行口座の開設、電話等の契約、クレジットカード、State Issued IDと呼ばれる運転免許もしくは州発行の身分証明書の発行まで、しつこくしつこくこれを要求されます。無いと、ハナから相手にしてもらえません。つまり、人並みの生活が出来ません(爆)。




話にはきいていたが、これがホントにきつい!マジで凹みます。
まず、SSNはすぐになんて発行してくれません。時期が悪くて年度末(こっちだと春から夏?)にブチあたると、3ヶ月待たされたなんてのもあります。そうすると、その間日本では考えられない不便を強いられるわけです。
大体、電話なんてのは着いた当時が一番必要なわけです。他の契約の連絡先で必ず聞かれますから。私は通話料高いのを覚悟でMobellの海外携帯を日本で買って持って行ったのが幸いしましたが、でなかったら本当に大変だった。まあ、電話についてはまた改めて書くとしますが、知り合いが既に現地に居るのでない限り、何かしらの通信手段を日本で確保してくることをおすすめします(涙)。

2011/7/7 追記
今は日本で、現地局番の携帯電話を契約してくる、というワザも可能なようです。HanaCellとか、月9.99ドルだったら私が最初2年AT&Tに払い続けた2台分の契約料月70ドルの1/3以下ですよ!
アメリカは、電話番号に携帯電話と固定電話の区別がないので、アメリカの番号を持っていれば連絡先に堂々と書くことが出来ます。現地でプリペイド携帯をすぐに買えるような状況にない限り、日本から契約していく価値はあると思います。


さて、SSNを取るには、Social Security Officeに出向く必要があります。白い紙に、必要事項を記入して、提出して、「受け付けました」という紙を貰って終わりです。この紙は、とんでもないところで必要になったりしますので、(どこで必要になったか忘れた…でも、なんか大事な手続きだったような)正式のSSNが届くまでは、パスポートと一緒に厳重保管して下さい。
これは、渡米してその週のうちにやっておくべきことのその1です。場所が分からなければ、職場の同僚に手伝ってもらってでも、出来るだけ速く手続きしましょう。

以下、私がSSNなしでトライした契約のリストと正否です。

1)銀行口座。
これは、大学からの招聘状(この人を何月何日から何日まで、給料いくらで雇います、と書いてある雇用書みたいなもの。雇用者のサインが必要)と、ITINナンバーという税金徴収のみの用途に用いられる番号(これは雇用側に問い合わせれば教えて貰える)を持って行って、なおかつ大学の同僚についていってもらって漸く作ってもらいました。「クレジットカード」の項で述べますが、こちらにはクレジットヒストリというまた厄介なものがあって、このヒストリがない人間は別の意味で真っ当な人間扱いしてもらえません(涙)。また、もう一つ重要なState Issued IDを作ってもらう時に、1ヶ月以上現地で暮らしている、という証明の為にこの銀行口座のstatementが必要になります。
そんなこんなで、どうあっても銀行口座が必要なので、ここは同僚や職場の上司に協力を仰いでも必ずクリアする必要があります。

2)宿の契約。
これも、大学からの招聘状でOKしてもらえました。収入が明記してあったのが良かったのだと思います。ただ、私の住むマンションはアジア人が多く、もともと家主にアジア人に対する理解があり、大学町だということも幸いしたかも知れません。
ちなみに、私は最初からこれで苦労するだろうと予測していたので、最初1ヶ月は大学側に頼んで短期の宿を斡旋してもらっていました。大学町で夏なら、大抵サマースクールの学生用の宿が1週間単位で安く借りられます。面倒なインターネットの契約(これ、一番重要!!!)も込みで借りられますから、その1ヶ月の間に本格的に新住居を探せばよいわけです。

3)電気の契約。
うちのマンションはオール電化なので、ガスの契約はありませんでした。
これも、ホームページ上から契約しようとするとSSNを要求されます。実は、このときには幸いにして既にSSNを得ていたので問題ありませんでしたが、友人の話では、家主を巻き込んで交渉すれば大丈夫だとのことでした。

4)電話(一般電話)の契約
これは、SSNがないと駄目だと断られました。

2010/2/3追記:
渡米して五年後、そこそこマトモに電話の応対も出来るようになった頃、日本から友人が渡米してきてその知人の為に電話の契約を代行しました(つまり電話申し込みで、喋ったのは私)。
友人はSSN申請中でしたが、150ほどのデポジットをとられただけで、すぐに電話もADSLも開通になりました(!)
つまり、私が契約出来なかったのは、私の当時の語学力の問題であったようです。


5)携帯電話の契約
こちらも駄目。こちらは更にState Issued IDもないと駄目(Cingularの場合)。あとで分かりましたが、良い条件で契約しようとするとクレジット・ヒストリもないと駄目でした(詳しくは「電話」を参照)。

2010/2/3追記:
プリペイド携帯ならwebで買えるかも知れません。ただし、webの決済が、アメリカで発行されたクレジットでないと受け付けないこともかなりあります。


6)クレジットカード
銀行口座を作るときに一緒に申し込みましたが、諸処の事情で審査に落ちました。詳細は「クレジットカード」の項参照。SSNがあれば大丈夫だったのかどうかは謎。

7)CATV
これも駄目。ただし、これに関しては、後に別になくてもいいやという結論に達したので、現在も契約してません。詳細は「CATV」の項参照。

つまり、生活に最低限必要なもの以外は全てダメ、ということです(涙)。
一番困ったのは、インターネットです。ネットがあれば、今時Skypeでいくらでも電話出来るし(日本と電話したってタダ!)分からないことがあったってすぐに調べられる。
でも、そのための電話回線が引けないわけです。最初一ヶ月、ネット込みの宿を頼んでおいて本当に正解でした。
勿論、これらの面倒を避けるために、大学側が持っている雇用者用住居に入るという手もあります。大抵インターネットやCATVなどは最初から入っていて、契約なしで使えると思います。私の場合は、ペット不可がひっかかってこれに入居出来ませんでしたが、そうでなければこれが一番経済的で楽だったかなと思います(インターネットは決して安くない!たかが3MのADSLで50ドルってどうよ?!)

このSSN、昔は旅行者でさえ申請出来たそうです。
ところが、9.11以降、状況が変わりまして、厳密にアメリカで収入がある人間以外は申請出来なくなりました。私はJ1ビザでアメリカに入国しましたが、同じJビザでもJ2(J1の家族、アメリカでの就労は禁止されている)ではSSNは貰えません。SSNを貰えないということは、アメリカで収入がないという意味であり、つまりお金が絡むどんな契約も出来ない、という非常に理屈に叶った結果になってしまうわけですが、日本から仕送りをしてもらっている学生さん等は同じ理由で何の契約も出来ないわけです。それじゃ困る、というんで、最近は大学側が学生を雇っていることにして、学生でもSSNを持てるようにしている所もありますが、全員に仕事があるわけでなし、貰えなかった学生さんはどうしてるのかなあ、と他人事ながら心配になったりもします…。

いずれにしても、こんなに生活に必要なSSNをある時点でばっさり発行不可にしてしまうってのは、良い悪いは別にして、やる事が速いよな、と思う訳です。
困るのは外国人だから、アメリカ人を守るのに外国人が困って何が悪い、という論法です。まあ、確かにその通りだ。納税者は大切にしなくちゃな(笑)。
日本だったら、いつまでも議論してて、結局どちらにも転ばない、という結果に終わるんだろうなーきっと(笑)。

まあ、過ぎてしまえば笑い話なんですが、最初はほんとフラストレーションの連続でした…誰に聞いてもそう言うので、誰もが通る道、ということで閉めさせて頂きます(笑)。
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by lily_lila | 2006-02-12 04:47 | 渡米生活...手続・契約・交渉
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